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インターネット情報整理学「法律学を学ぶための厳選サイト」 |
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新保 史生 |
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毎日新聞社「週刊エコノミスト」2000年2月1日号55頁「1月24日発売のエコノミスト2月1日号に経済学、経営学、政治学など8分野にわたる学問別インターネット情報源の一つとして掲載」 |
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.. | インターネットでは、どのような法律問題が生じ、どのような法情報が入手可能なのかを知るには、岡村久道弁護士のサイト<www.law.co.jp/okamura>が最も有用である。毎日更新される情報法学日記で最新の法律問題が把握でき、我が国で最も充実している「法律とサイバースペース関係リソース集」では、ネット上で入手可能な法律関連の情報を網羅的に探し出すことができる。さらに、より詳しくインターネットにおける法問題への理解を深めたいのであれば、明治大学の夏井高人教授のサイト<www.isc.meiji.ac.jp/~sumwel_h>を訪れるとよい。 実際に法的に解決しなければならない問題が生じた場合に、自分で法令を調べたいのであれば、愛大六法<roppou.aichi-u.ac.jp>は法令名及び条文内に含まれる語から検索することができ、分厚い六法から調べるよりも便利である。 専門家の指示を仰ぎたい場合には、各種法律相談の方法から各地の弁護士会の所在地が掲載されている日弁連<www.nichibenren.or.jp>のサイトにおいて、目的にあった相談を実施している法律相談センターを調べることができる。また、インターネット弁護士協議会<www3.justnet.ne.jp/~ilc>のリンク集から、インターネットで法律相談が可能な弁護士のサイトを探し出す方法もある。 また、様々な法問題に対処すべく、世情に合わせて日々新たな法律の制定や改正が行われているが、それらは首相官邸<www.kantei.go.jp>に掲載されている官報で知ることができる。日頃官報を読む機会がない人にとっても、重要法案が立て続けに成立している時期などには目が離せないであろう。さらに、行政情報の総合案内サービス<www.clearing.admix.ne.jp>を利用すれば、公示・告示、訓令、通達をはじめ、行政機関の保有する情報を、省庁、行政の分野、文書の種類を指定して検索することもできる。 最後に、法情報資料室☆やさしい法律の調べ方☆<www01.u-page.so-net.ne.jp/db3/mari>は、図書館の参考係のインターネット版とでもいうべきサイトである。法令や判例の探し方が非常にわかりやすく解説されており、調査方法に迷ったら訪れるとよいであろう。 |
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